世界で競争力高める中国高速鉄道、「日本が1番だとはもう思っていない」―中国紙

Record China    2017年9月21日(木) 5時50分

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中国高速鉄道はグローバル市場で競争力と影響力を高めている。ある乗客は「日本が1番だとはもう思っていない」と話している。写真は新幹線。

2017年9月19日、人民日報海外版によると、「高流動性時代」の到来を予感させる高速鉄道が急速に整備され、中国人の働き方や生活スタイルに大きな変化をもたらしている。

成熟期に入りつつある中国高速鉄道技術は、経済グローバル化を図る中国政府の「走出去(海外進出)」戦略を支える重要な柱となっている。政府は鉄道技術や高速列車の輸出を積極的に促しており、中国高速鉄道のグローバル市場における競争力と影響力は急速に高まっている。

中国は「和諧号」に続く新型高速鉄道車両「復興号」を2017年6月に運用開始させたばかり。復興号の技術は100%中国が知的財産権を保有しており、しかも日本の新幹線(最高時速300キロ)、フランスのTGV(同320キロ)を上回る最高時速400キロで走行できる。

中国人が自国の高速鉄道に抱く自尊心は高く、ある乗客は「昔は日本の新幹線や台湾の高速列車をとてもうらやましく思った。でも、今はもう自分たちは彼らを上回った。もし中国はまだ2番だと自分たちで言ったとしても、日本や台湾が1番だとは誰も言わないだろうと思う」と話した。(翻訳・編集/岡田)

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