日本の輸出入が大幅な伸びを記録、中国市場が貢献―独メディア

環球網    2017年4月21日(金) 20時0分

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4月20日、独メディア「ドイチェ・ヴェレ」は、「日本の輸出入が大幅な伸びを記録。中国市場が貢献」と題する記事を掲載した。資料写真。

4月20日、独メディア「ドイチェ・ヴェレ」は、「日本の輸出入が大幅な伸びを記録。中国市場が貢献」と題する記事を掲載した。日本の貿易や観光業の伸びに、中国が大きく寄与していると指摘している。

日本の財務省が同日に公表した統計資料によると、3月の輸出総額は前年同期比で12%増加し、7.2兆円に達した。4カ月連続の輸出増となっている。一方、輸入総額は前年同期比で15.8%増加し、6.6兆円になった。輸入総額が増加した主な要因は、石油や石炭などのエネルギー資源の輸入増だ。2011年に福島第一原子力発電所の事故が発生してから、日本では多くの原子力発電所が稼動を停止し、代わって火力発電が増加していることが背景にある。

統計資料によると、3月の貿易黒字は6147億円。平成28年度の年間の貿易収支も4兆69億円の黒字となった。年度ベースの黒字は2011年以来、6年ぶりだ。原油価格の下落が輸入額を押し下げていることが主な原因だとみられている。

また、同記事では輸出入の増加以外に、中国官製メディアが「今年3月の訪日外国人観光客数が過去最高を記録し、中国人観光客が最多だった」と報じたことを伝えた。

日本のメディアによると、日本政府観光局が公表した統計資料では、今年3月に日本を訪れた外国人観光客数は220.57万人で、前年同期比9.8%増だった。そのうち、中国からが最多で同2.2%増の50.9万人。台湾は3.5%増の33.99万人、香港は2.2%増の16.45万人だったという。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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