薬品のICチップ「身分証」標示が義務化に―中国

Record China    2008年4月9日(水) 19時18分

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8日、薬品の監督管理にICチップ制度が導入され、電子コード標示のない薬品は販売できなくなる。企業に対しては新制度への対応を速やかに行うよう指導が行われている。写真は国家食品薬品監督管理局の顔江瑛報道官。

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2008年4月8日、中国網によれば、中国国家食品薬品監督管理局の定例記者会見で、顔江瑛(イエン・ジャンイン)報道官が新たに導入される薬品のICチップ制度について説明を行った。

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薬品の安全性を確保するため、電子コードによる管理が行われることになり、製品の包装にICチップが導入されることになった。顔報道官によれば、07年には特殊薬品の管理ネットワークが敷かれているが、今回の措置で管理をさらに強化し、全国的に薬品の監督管理ネットワークを設け、薬品のICチップによる管理を行うという。

すでに同局から公開されている「ネットワークに組み込まれる薬品リスト」により、血液製品、ワクチン、漢方注射と薬および第2種精神薬などの重点薬品の生産、経営状況などが監督下に置かれ、リストにのぼっている薬品には出荷前にすべて包装にICチップによる電子コードが貼られることになる。製薬会社に対しては、08年10月31日までに管理ネットワークへの対応を済ませるよう指導が行われており、電子コード標示のない薬品は一切販売できなくなる。(翻訳・編集/岡田)

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