<続報>「殴る、奪う、マフィア」にストップ!「局員の職権を明文化すべき」=弁護士が提議―中国

Record China    2008年4月9日(水) 19時37分

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7日、検索エンジン「百度」辞典サイトの「城管(都市管理職員)」の項目に「弱いものいじめ専門の暴力組織」と記載された件で、重慶市の弁護士が「局員の職権と職責を明文化した法律を定めるべき」と訴えた。写真は都市管理局から「不法露天商」扱いされ抗議する市民。

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2008年4月7日、中国最大の検索エンジン「百度(Baidu)」の辞典サイトにある「城管(都市管理職員)」の項目に「弱いものいじめ専門の暴力組織」との解釈が記載された件で、重慶市の弁護士が「局員の職権と職責を明文化した法律を定めるべき」と訴えた。「重慶時報」が伝えた。

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この騒ぎは今月6日、「百度百科」の説明の中に「名詞:屋台や露店を専門にいじめる黒社会(マフィア)組織。形容詞:残虐で血なまぐさい、恐怖の。動詞:殴る、いたぶる、奪う」と記されているのを重慶市の都市管理局員が発見。その後同局幹部から、「政府機関や公務員への悪意ある攻撃」として即刻削除するよう求められていた。

この件に関し重慶市の蒲万純(プー・ワンチュン)弁護士は、「政府の職能部門と職権・職責がはっきりと線引きされていない」ことを挙げ、「他の部門で手に負えないことが、全て都市管理局に回ってくる」ため、局員自身も「一体どこまで管理して良いのか」と混乱している現状を紹介。「局員の職権と職責を明文化した法律を定めるべき」と訴えた。(翻訳・編集/NN)



   

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