中国タイヤ大手、韓国の業界2位を買収か―韓国紙

Record China    2017年4月20日(木) 19時40分

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19日、中国タイヤ大手の双星集団(ダブルスター)が韓国同業2位の錦湖(クムホ)タイヤを買収する見通しが強まった。錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長は18日、「錦湖タイヤをめぐる優先買取請求権を行使しない」と表明した。資料写真。

2017年4月19日、韓国・東亜日報によると、中国タイヤ大手の双星集団(ダブルスター)が韓国同業2位の錦湖(クムホ)タイヤを買収する見通しが強まった。錦湖アシアナグループの朴三求(パク・サムグ)会長は18日、「錦湖タイヤをめぐる優先買取請求権を行使しない」と表明した。環球時報(電子版)が伝えた。

これを受け、錦湖タイヤ株の4割を握る産業銀行の債権団は、双星集団と株式売却交渉を進める。商標権問題での対立など不確定要素も残されており、買収が最終的に決まったわけではない。

朴会長は「不当で不公正な売却手続きには参加しない。優先買取請求権も行使しない」と表明した。朴会長側はこれまで、産業銀行に共同事業体による入札の容認を求めてきたが、双星集団にのみ同様の要求が認められたと主張。「進行中の株式売却手続きを即時中止し、公平な再入札を実施せよ」と求めていた。

一方、産業銀行側は再入札の実施を否定。朴会長が19日午前12時までに優先買取請求権を行使すると伝えてこなければ、20日午前12時で入札の権利を失う」と説明した。(翻訳・編集/大宮)

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