「もっと酒を飲むから飛行機から降ろせ」?韓国航空機の困った客たち=韓国ネットは「国民性」や「テレビの旅番組」が原因と指摘

Record China    2017年4月18日(火) 16時30分

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16日、韓国・ソウル経済新聞は、「頼む、これだけは変えよう」と題し韓国の公共マナーを取り上げたシリーズ記事で、航空機の客室乗務員に対する客の迷惑行為について伝えた。写真は韓国の航空機内。

2017年4月16日、韓国・ソウル経済新聞は、「頼む、これだけは変えよう」と題し韓国の公共マナーを取り上げたシリーズ記事で、航空機の客室乗務員に対する客の迷惑行為について伝えた。

迷惑行為の種類は多岐にわたる。ソウル金浦(キンポ)空港から済州島(チェジュド)に向かう国内線機内では、機内食の提供を求めた40代の女性客に対し乗務員が「規定により事前に申し込まなければ提供できない」と答えたところ、女性は「客に話をする時になぜひざまずかないのか。今すぐ機長を呼んでこい」と大声を上げたという。また、酔っぱらった乗客が「酒をもっと飲みたいから飛行機から降ろしてほしい」と無茶な要求をしたり、免税店で購入した酒をこっそり飲んで制止され、大声を上げたり乗務員に手を出したりした乗客もいるそうだ。

機内での喫煙も根絶できず、政府は最近になって機内喫煙に対する罰金を500万ウォン(約48万円)から1000万ウォン(約95万円)と2倍に引き上げた。

記事はこの他にも、過度に大声で話す、泣く子をそのまま放置する、大音量で音楽を聞くなどの行為を、周りの乗客に迷惑な困ったマナーとして挙げた。

この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「恥を知らずに騒いでいる人を見ると、解決策なんてないと思ってしまう」「彼らは高度の知能を持った人類なのか疑いたくなる」「パワハラ客は貨物同然」と迷惑客への非難コメントや、「テレビの旅番組が問題。迷惑も考えずにうるさく騒ぐのをまねしてる」「母親たちが西洋のまねをして子どもたちを伸び伸び育てようと放っておくからだ。でも、先進国であればあるほど公衆道徳を守らない子どもをしっかり叱るはず」と原因を指摘するコメントなど、さまざまなコメントが寄せられている。

その他、「韓国の酒文化を正すべき」「パラシュートを与えてドアを開けてやったらいい」「国民性自体に問題があるんだから、シンガポールのように強力な処罰規定を作って施行すべき」と策を講じる声も多く上がった。(翻訳・編集/松村)

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