2008年4月7日、7日付第一財経日報によると、中国とニュージーランド両政府は7日北京で、2カ国間の自由貿易協定（FTA）に調印する。中国が先進国との間でFTAを締結するのは初めて。

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ニュージーランドのクラーク首相率いる閣僚が6日、北京に到着。両国首相が在席する中、中国の陳徳銘商務省部長とニュージーランドのゴル・フィル外務大臣が合意書に署名する。

中国とニュージーランドは04年11月にFTA交渉に着手。以降、15回にわたる調整を経て、最終合意に至る。FTA締結によって両国は、物品貿易、サービス、投資分野などでの自由化実現を目指す。

両国間の07年貿易総額は前年比10．4％増の75億ニュージーランドドル。中国にとっては3番目の貿易相手国、ニュージーランドにとっては4番目の輸出相手国、2番目の輸入相手国となっている。ニュージーランドで最大の発行部数を誇る『ニュージーランド・ヘラルド』紙によると、中国とのFTA締結によって、同国の08年の貿易額は前年と比べ2億2500万米ドル増える見通し。（翻訳・編集/HI）