<続報><ハト>「認めたら終わりだと思った」元記者がねつ造を認め謝罪―中国

Record China    2008年4月8日(火) 6時10分

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4月6日の報道によると、「第1回国際ニュース写真コンテスト(華賽賞)」金賞受賞作のハトの写真がねつ造と断定された元記者が公の場に姿を見せ、初めて加工を施したことを認めた上、謝罪した。写真はねつ造の有無を判定する研究討論会。

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2008年4月6日、人民日報(電子版)が伝えたところによると、「第1回国際ニュース写真コンテスト(華賽賞)」金賞受賞作のハトの写真がねつ造と断定され、所属の新聞社を免職処分となった元記者が公の場に姿を見せ、初めて加工を施したことを認めた上、謝罪した。

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この記者は、元ハルビン日報の記者、張亮(チャン・リアン)氏。これまでかたくなに「写真はホンモノだ」と主張していたが、この日、記者らの前で「作品の出来栄えを良くするため、写真編集ソフトのフォトショップで、右側のハトを左の開いているスペースにコピー&ペーストした」と初めて認めた。「この世界ではニュースは100%の真実、写真は90%の真実」と言い、「これくらいの加工なら誰でもやっている」と当時は罪の意識すら感じていなかったと述べた。

受賞直後から、「加工したのでは」と“疑惑”がささやかれていたが、張元記者は「自分は32歳でまだ若い。ここで認めたら記者生命は終わりだと思った」と述べ、「最後まで隠し通せるかどうか賭けに出た」と本音を語った。だが今回、「自分も家族も一生十字架を背負って生きていくのは辛すぎる。人生をやり直したい」と考え、謝罪に踏み切ったのだという。

この作品については、今月3日、専門家による研究討論会が開かれ、「写真はねつ造に間違いない」と断定されたばかりだった。(翻訳・編集/NN)

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