<書評>「信頼できる中国人」と「危ない中国人」を見極める方法は?―吉村章著『中国とビジネスをするための鉄則55』

配信日時:2017年4月16日(日) 15時0分
「信頼できる中国人」と「危ない中国人」を見極める方法は?
画像ID  559389
本書は、中国ビジネスにかかわる人のための情報をQ&A形式でまとめている。これから中国ビジネスに携わる人だけでなく、すでに何年も携わっていて中国人とのコミュニケーションに難しさを感じている人にも役立つ内容になっている。
政治的には冷え込んでいるが、経済では交流が盛んないわゆる「政冷経熱」と言われる状況が続く日中関係。中国から撤退する日本企業が出ている一方で、いまも多くの日本企業が中国とのビジネスを行っている。

本書は、中国ビジネスにかかわる人のための情報をQ&A形式でまとめている。たとえば、「中国で仕事をするのに必要なビザは?」「出張時のホテルの選び方は?」「宴席での乾杯攻撃への対処法は?」といった基礎知識から、「会議の参加者全員にCCメールを送ったら嫌な顔をされたが、どうして?」といった具体的なシチュエーションに基づく疑問にも簡潔かつわかりやすく回答している。

また、「中国人社員に意欲的に働いてもらうには?」「中国人に対して絶対にやってはいけないことは?」「『信頼できる中国人』と『危ない中国人』を見極める方法は?」など、実際にビジネスをする上でぜひとも知っておきたい情報が網羅されており、これから中国ビジネスに携わる人だけでなく、すでに何年も携わっていて中国人とのコミュニケーションに難しさを感じている人にも役立つ内容になっている。

ほかにも、「日本人がついやってしまう大変失礼な行為は?」「中国語が早く上達するコツは?」「お土産を渡す時に注意すべき点は?」など、ビジネスに限らず、中国人と接点のある人や中国語を学ぶ人にも有益な情報が詰まっている。知りたいことを短時間で理解できるのも魅力だ。

日本人と中国人は外見が似ているからこそ「価値観の違い」や「カルチャーショック」が大きいもの。本書はそうしたギャップを埋め、異文化理解の一助となるだろう。(編集/北田

<吉村章著『中国とビジネスをするための鉄則55』(アルク刊、1600円税別)>
最新ニュースはこちら

SNS話題記事

<