韓国検察が“まさか”のミスで被疑者を留置場から釈放=韓国ネット「信じられない」「韓国にまともな場所はないの?」

Record China    2017年4月14日(金) 7時30分

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13日、韓国メディアによると、韓国検察が逮捕状の請求期限を守らず、留置場に入っていた被疑者が釈放されるという事件が発生した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国のパトカー。

2017年4月13日、韓国・KBSによると、韓国検察が逮捕状の請求期限を守らず、留置場に入っていた被疑者が釈放されるという事件が発生した。

ソウル衿川警察署は先月28日、「振り込め詐欺」犯罪の組織員である中国国籍のイ(29)ら2人を緊急逮捕し逮捕状を申請したが、令状請求期限が過ぎているとの理由で棄却された。

警察によると、イらは金融監督院の職員になりすまし6000万ウォンをだまし取るなどした。警察は被害金額が大きい上、中国に逃亡する可能性があると判断し、逮捕状を申請していた。

検察は被疑者を緊急逮捕した後、48時間以内に逮捕状を申請しなければならないが、令状請求の締め切り時間の約1時間半後に書類を提出した。そのため令状請求は棄却され、警察は苦労の末に捕まえた被疑者を留置場から釈放しなければならなくなった。

検察関係者は「令状担当職員が時間を勘違いしたために発生した」とし、翌日に逮捕状を再び請求したと説明した。

検察の“まさか”のミスにより、被疑者2人は自宅に帰宅し、2日後にようやく令状の実質審査を受けて逮捕されたという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「信じられないミス」「改革が必要な場所1位だ」「警察にも起訴権を与えるべき」「韓国にまともな場所はないの?」「『ミスしました』では済まされない。犯罪者を扱う検察のミスの責任や被害が、一般会社員の業務上のミスと同じであるはずがない」「検察と警察を分離させなければならない理由だ」など検察に対する批判の声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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