韓国政府、北朝鮮問題めぐる米中首脳電話会談の背景に注目―韓国メディア

Record China    2017年4月13日(木) 12時20分

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12日、韓国政府は、ドナルド・トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が6〜7日に直接会談したのに続き、12日にも電話で会談した背景に注目している。資料写真。

2017年4月12日、韓国政府は、ドナルド・トランプ米大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が6〜7日に直接会談したのに続き、12日にも電話で会談した背景に注目している。韓国・聯合ニュースが伝えた。

韓国外交部の当局者は12日、電話会談について「トランプ氏が北朝鮮による挑発の深刻さに注意を促し、中国に積極的な役割を求めたものとみられる」と述べた。

別の外交部関係者は「トランプ氏がこれまでと同様に、北朝鮮の核問題の解決に向けて、中国に対し、北朝鮮への強い圧力を求めた可能性がある」とし、「韓国政府としては、韓米共助の下、中国の建設的な役割を引き出せるよう努力する」と述べた。

韓国政府は、トランプ氏が11日、ツイッターで、中国が協力しなければ独力で北朝鮮核問題を解決すると警告した翌日に電話会談が行われた背景に注目している。トランプ氏側としては、ツイッターでの圧力や朝鮮半島近海への原子力空母派遣などで攻勢をかけたことに対する中国の反発を和らげたいねらいがあり、一方、習氏側としては、会談で平和的な方法での問題解決を主張することで、力を通じた平和を促すトランプ氏をけん制する意図があるとの見方が出ている。(翻訳・編集/柳川)

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