中国の新型無人機、ミサイル300キロ搭載、40時間の飛行が可能―英軍事誌

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6日、中国はこのほど、国際市場に向けて新型の軍用無人偵察機を発売することを明かした。資料写真。

2017年4月6日、中国はこのほど、国際市場に向けて新型の軍用無人偵察機を発売することを明かした。英軍事誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー電子版が伝えた。。

中国の英字紙・中国日報(チャイナデイリー)は5日、開発している北航無人機系統技術公司の副社長で設計責任者でもある王建平(ワン・ジエンピン)氏は、新型機「TYW−1」は2017年9月にも初の試験飛行を行う予定で、2018年には国際市場に投入する計画だとし、「近隣の国々や東南アジア、中東の市場を開拓したい」と話す。

TYW−1は無人偵察機BZK−005を土台に開発した攻撃可能な無人機。BZK−005はすでに中国軍で運用され、実績もある。王氏は「優れた空気力学的性能を備えるBZK−005をベースに開発したことで、TYW−1は約40時間もの飛行が可能になり、最大離陸重量は1500キログラムで、総重量300キログラムのミサイルや爆弾を搭載することが可能になった」と明かす。

記事はTYW−1の優れた点として、高度な自動化を達成していることを挙げている。王氏によると、この新型機は離陸から着陸まですべてが自動化でき、人的制御を必要とせず目標を追跡したり攻撃したりでき、そのため操作が非常に容易になり、地上操作員の育成は1カ月程度で十分だという。

さらに、TYW−1はオープンアーキテクチャーを採用する計画で、これにより中国企業の開発した装備や兵器以外にも、他の国が開発した装備や兵器も搭載できる。(翻訳・編集/岡田)

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