日本の“汚染地域”のもの含む冷蔵牛肉300箱余りを押収―香港

Record China    2017年4月4日(火) 17時40分

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4日、環球網によると、香港の食品安全当局がこのほど、輸入が禁止されている県の生産品を含む日本の冷蔵牛肉337箱を押収したという。写真は葵涌税関ビル。

2017年4月4日、環球網によると、香港の食品安全当局がこのほど、輸入が禁止されている県の生産品を含む日本の冷蔵牛肉337箱を押収したという。

香港メディア・東網の3日付の記事によると、香港・食物環境衛生署食物安全センターの報道官は「1日に香港税関と共同の取り締まりを実施したところ、葵涌税関にて違法輸入の疑いがある日本からの冷蔵牛肉が見つかった。これらの食品には輸入許可証、衛生証明書、原産地の放射能レベル測定証書などといった必要書類がなく、輸入したのは食物環境衛生署に登録されていない輸入業者だったことも判明した」と発表した。

違法輸入の疑いで押収された冷蔵牛肉337箱のうち、当局が輸入を禁止している茨城、栃木、千葉の3県産と表示されているものが101箱あったという。また輸入禁止対象外である北海道や山形県、秋田県のものが116箱あり、残りの120箱の産地は不明とのことだ。

同センターの報道官は「十分な証拠が揃えば、輸入業者に対して告発を行う。本件は日本の関係当局にはすでに通知済みだ」とコメントしている。(翻訳・編集/川尻

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