ダライ・ラマ14世、インド中国・国境紛争地帯を訪問へ=中国は反発―米メディア

Record China    2017年4月2日(日) 20時50分

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1日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、亡命中のチベット仏教の精神的指導者、ダライ・ラマ14世が同日、インド北東部のアッサム州に到着した。

2017年4月1日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、亡命中のチベット仏教の精神的指導者、ダライ・ラマ14世が同日、インド北東部のアッサム州に到着した。中国と国境紛争地帯であるアルナーチャル・プラデーシュ州を訪問する予定で、中国は反発している。

アルナーチャル・プラデーシュ州は現在インドが実効支配しているが、中国は「チベット南部」だと主張。インドの領土であることを否定し、外国人やインド政府指導部が訪問するたびに強く批判している。中国外交部の陸慷(ルー・カン)報道局長は3月31日の定例記者会見で「インド側はダライ・ラマ問題の深刻さ、国境紛争が敏感な問題であることも分かっている。このような現状で、ダライ・ラマが国境紛争地帯を訪問すれば、両国の将来に大きな禍根を残すことになる」と非難した。

ダライ・ラマ14世は数カ月前に同州を訪問すると発表していた。現地ではインド内政部でチベット問題を担当するキレン・リジジュ副部長と会談する。(翻訳・編集/大宮)

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