【動画】中国の変則的な当たり屋?しゃべれないイヌを悪用―広西チワン族自治区

The World Video    2017年3月31日(金) 20時30分

拡大

近年中国で当たり屋が横行しており、その多くは車に自ら突進し医療費をたかるという手口だが、中には変則的な当たり屋行為をする輩も存在する。

近年中国で当たり屋が横行しており、その多くは車に自ら突進し医療費をたかるという手口だが、中には変則的な当たり屋行為をするやからも存在する。このほど広西チワン族自治区南寧市で起きたトラブルも当たり屋による自作自演だとして批判が集まっている。

動画ではイヌを連れた女性が道路に背を向け買い物している姿が映っており、その背後を男性が通り過ぎる瞬間イヌが飛び掛かり、男性は「かまれた」と女性に対し指にけがしたとアピールしている。女性によると確かに血が出ていたため、狂犬病のワクチンを打つため病院に訪れたが、訪れた3カ所共に在庫はなかった。3カ所の病院ではいずれも男性が1人で施設内に入ったという。

その後、男性は「イヌに触れた自分にも責任がある」として、女性に費用の半分を負担するよう求め、女性はSNSにチャージしてあった1300元(約2万円)を男性に振り込んだ。その後監視カメラの映像を見た女性はだまされたとして警察に通報した。

動画では男性がイヌの前足を踏む場面が映っており、角度の関係ではっきりは見えないものの、「イヌはかんでいない」と指摘する声が圧倒的に多い。さらに、トラブル発生前、男性が周辺でうろつき自身の指をいじる姿を監視カメラが捉えており、男性が故意にイヌの前足を踏み、あらかじめ傷をつけた指を見せだましたと批判する声も聞かれた。トラブルに関する正式な発表はないものの、過去に似た手口の詐欺事件が起きていることから今回も同様の手口による詐欺だとする見方が強い。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携