朴槿恵被告が大統領時代「ものすごく寂しがっていた」、深過ぎる孤独が明らかに=ネットは猛批判「引きこもってたくせに」「寂しがる暇があったの?」

Record China    2017年4月26日(水) 20時40分

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25日、収賄などの罪で起訴された韓国の朴槿恵前大統領について、大統領時代の朴被告と近しい関係にあった人物が証言、朴被告の孤独過ぎた大統領生活の一端が明らかになった。写真は朴前大統領逮捕時の日本の新聞売り場。

2017年4月25日、収賄などの罪で起訴された韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領について、大統領時代の朴被告と近しい関係にあった人物が証言、朴被告の孤独過ぎた大統領生活の一端が明らかになった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

この日ソウル中央地裁で行われた公判で証言したのは、朴被告に整形診療を行っていた医院長の妻パク・チェユン被告。自身は、夫のキム・ヨンジェ院長が朴被告に対しボトックス注射などの施術をしたにもかかわらず、していないと偽証した罪で起訴されている。

14回ほど大統領府を訪れ、官邸で朴前大統領と会っていたというパク被告は「朴前大統領はものすごく寂しがっていて、外の話を聞きたがっていた」と朴被告の当時の様子を証言、「朴前大統領の顔の傷について相談に乗ってあげたり、ちょっとした生活用品を贈ったりもした」と述べた。

また、証言によると、パク被告は朴前大統領の寝室にまで行って2人きりで話したり、朴前大統領の両親について話し2人で泣いたりしたこともあったという。こうした中で、前大統領が「時局についての心配事を打ち明け、外の話を聞きたがった」という。パク被告はさらに、朴前大統領が独りで食事をし、また両親を失ってから消火器系を悪くしてあまり食べることができない姿が「つらそうだった」と話し、そんな朴被告に「同情した」とも述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーから数千ものコメントが寄せられているが、パク被告のように前大統領に同情する声は見当たらない。「ここまできてお涙頂戴かよ?」「ふざけてる?」「哀れんだふりをしないでくれ。国民の血圧が上がる」と、パク被告への怒りの声や、朴前大統領の当時の姿に言及し「大統領府でもほとんど引きこもってたくせに、外に耳を向けるなんてあり得ない」「そんなことなら何のために大統領になったんだ?家でテレビでも見てればよかったのに」「『外の話』って、大好きなドラマのことでも気になってたんだろ」と批判する声が大多数を占めている。

また、「多くの国民は日々の暮らしがつらくて泣いてるんですけど?」「毎日高級料理を食べてたら、そりゃあ胃も悪くするさ」「大統領に寂しがる余裕なんてあるのか?ずいぶん暇だな」「さっさと刑務所に行ってれば、友達が大勢いて寂しくなかったのにね」など、パク被告の証言を痛烈に皮肉ったコメントもさまざま寄せられた。(翻訳・編集/吉金

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