中国の手本は今も「シンガポールモデル」、将来的には懸念も―米メディア

Record China    2017年3月27日(月) 19時30分

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米ナショナル・インタレストはこのほど、「シンガポールの成功が引き続き中国を刺激している」との記事を掲載した。中国はシンガポールの成長モデルを現在も手本にしていると指摘している。写真はシンガポール。

2017年3月26日、中国紙・参考消息(電子版)によると、米ナショナル・インタレストはこのほど、「シンガポールの成功が引き続き中国を刺激している」との記事を掲載した。筆者は英ダラム大学の中国問題専門家。中国はシンガポールの成長モデルを現在も手本にしていると指摘している。

記事によると、中国が他の国を手本にしたことは過去2回しかないという。一つは1950年代の旧ソ連による指導。もう一つはトウ小平氏が78年に訪問したことをきっかけに始まった「シンガポールモデル」と呼ばれる経済成長モデルだ。

シンガポールは資本主義国で、米国の同盟国ではあるが、65年の独立以来、現在まで人民行動党が与党として開発独裁体制を敷き、経済大国に成長させた。独立当初の生活水準はメキシコ並みだったが、90年には1人当たり国内総生産(GDP)は約1万3000ドルとなり韓国やイスラエルを上回り、現在では1人当たりの名目GDPは5万6000ドルに達している。

中国共産党にとって、シンガポールの経済発展はまさに「夢を実現させた」そのもので、権力構造のあり方や、リー・クアンユー(李光耀)初代首相が儒教思想をもって社会的価値観を再構築させたこともあって、中国は今もシンガポールに高い関心を寄せている。

その一方で、シンガポールでは、強大になった中国がシンガポールという“手本”を捨て去るのではないか、という警戒もあるという。しかし、経済が深く結びつく現代のグローバル化時代にあって、中国はすでにシンガポールにとって米国や日本、マレーシアを上回る貿易パートナーになっている。(翻訳・編集/岡田)

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