10年書かずとも食える!協会お抱え「有閑作家」に内部告発―中国

Record China    2008年4月1日(火) 14時13分

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29日、台湾の著名作家張大春氏と友人の大陸作家莫言氏が対談。中台の第一線で活躍中の二人が忌憚なく「文筆業」について語り合った。写真は張大春氏。

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2008年3月29日、台湾の著名作家張大春(ジャン・ダーチュン)氏が代表作「聆聴父親(父を聴く)」の中国大陸初出版を記念して、友人の大陸作家莫言(モー・イエン)氏と対談。中台の第一線で活躍中の二人が忌憚なく「文筆業」について語り合った。北京晨報が伝えた。

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北京滞在中、張氏は台湾文壇の現状について、「文筆活動だけで食べていける人は極めて少なく、大部分は教職や公務員などと兼業している」と紹介した。

一方、莫氏は「張氏は毎日番組収録のため、テレビ局で2時間もしゃべりまくり、家に帰れば机に向かう。台湾の作家はそうしなければ食べていけないが、大陸のほとんどの作家は作家協会所属の専業作家で、たとえ10年書かなくても生活が保障されており、生活面でのプレッシャーがない」と述べた。

莫氏は「台湾の作家は文筆活動にかけられる時間が限られているのに、作品のレベルを上げている。大陸の『作家優遇』は、実は必ずしもよいこととは言えない」と指摘した。(翻訳・編集/YY)

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