<チベット>「チベット文化と信教の自由を尊重」EUの批判に反発―中国

Record China    2008年3月31日(月) 17時10分

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30日、中国外交部は、EUが非公式外相会議を開き、中国に平和的なチベット問題解決を求める方針を確認したことに対し、「国内問題であり諸外国および国際機関に干渉する権利はない」とコメントした。写真はチベット仏教の聖地・ポタラ宮。

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2008年3月30日、外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官はEUが非公式外相会議を開き、中国に平和的にチベット問題解決を求める方針を確認したことに対し、同問題は国内問題であり諸外国及び国際機関に干渉する権利はないとコメントした。中国新聞社が伝えた。

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28日、EUは非公式外相会議を開催。EUのソラナ共通外交安全保障上級代表は「中国政府はチベット文化を尊重するべき」と発言、対話による平和的解決を求めた。今後の展開ではEU全体での北京五輪開幕式ボイコットへと発展する可能性もあると見られる。

30日、姜報道官はEUの動きにコメント、チベット問題は国内問題だとして反発した。また、中国政府はチベット語の尊重、チベット仏教信仰の自由を認めるとともにその保護を進めてきたとして、中国政府がチベット人を弾圧しているとの見方に不快感をにじませた。ダライ・ラマとの対話については「暴力活動の扇動と北京五輪の妨害を止め、チベットと台湾が中国の一部であることを承認しさえすれば応じる」と従来の主張を繰り返したが、「口約束だけではなく実際の行動でその姿勢を示す必要がある」と強硬姿勢を貫いた。(翻訳・編集/KT)

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