中国クルーズ船が韓国寄港を次々取り消し、観光客36万人失う―韓国メディア

BRIDGE    2017年3月17日(金) 17時30分

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在韓米軍の高高度防衛ミサイル配備計画をめぐって中韓関係が悪化する中、中国のクルーズ船運航会社が次々と韓国での寄港計画を取り消している。資料写真。

在韓米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備計画をめぐって中韓関係が悪化する中、中国のクルーズ船運航会社が次々と韓国での寄港計画を取り消している。

環球網が韓国・聯合ニュースの報道として17日報じたもので、中国では複数の運航会社が「3月15日から6月末まで韓国の港湾に寄港しない」と表明済みだ。この措置を受け、中国発、韓国経由の182便が取り消され、韓国は36万人規模の観光客を失う計算。ただ、業界関係者の間からは北東アジア方面で人気の高い日韓ルートを中国側が完全に放棄することはないとの見方が出ており、「6月末までの寄港取り止めは一時的な措置。状況が変われば復活する」と考えられているという。

中国国家旅遊局は今月3日、「韓国済州島で中国人渡航者が入国を拒否される事例が急増している」として、旅行目的地を慎重に選ぶよう呼び掛ける通知を発表した。韓国を訪れる中国人観光客は激減し、両国を結ぶ空の便でも減便の動きが出ている。(提供/Bridge・編集/Asada)

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