上映禁止映画「蘋果」の制作会社、処分撤回求め当局相手どり裁判に―北京市

Record China    2008年3月31日(月) 19時13分

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29日、過激な性描写が「わいせつ」だとして上映禁止処分を受けた映画「蘋果」の制作会社が、処分撤回を求めて中国当局を相手どり裁判を起こすことに。写真は映画のワンシーン。

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2008年3月29日、過激な性描写が「わいせつ」だと判断され上映禁止処分を受けた映画「蘋果(ピングオ=りんご)」の制作会社は今月12日、処分撤回を求め国家広播電影電視総局(以下;広電総局)を相手どり北京市第一中級人民法院に行政起訴状を提出した。「中国経済網」が伝えた。

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リー・ユイ(李玉)監督、ファン・ビンビン范冰冰)、レオン・カーフェイ(梁家輝)主演の映画「蘋果」は今年1月、広電総局により「著しい規定違反があった」として上映禁止処分を受けた。制作会社である「北京労蕾影視文化有限責任公司」の法定代理人で、同映画のプロデューサー方励(ファン・リー)氏は、この処分に関し「広電総局から書面での正式な処分通知は一切ない。ただインターネット上で(処分の発表を)見ただけだ」と話している。方励氏は、これまでに何度も広電総局に処分の撤回を訴えたが何の回答も得られなかったという。

今回、正式に広電総局に対し事実誤認と法的根拠不足を理由に行政処分撤回を求めた方励氏。「行政訴訟法」に従えば7日以内に裁判所は起訴状受理あるいは不受理の決定をしなければならないのだが、15日過ぎても裁判所からは何の通知も届いていないという。(翻訳・編集/本郷)

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