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「家族が屠戮された」韓国前法相、辞任前につらい心境吐露=ネットの意見は二分

配信日時:2019年10月16日(水) 14時10分
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15日、韓国・中央日報は、14日に法相を電撃辞任したチョ・グク氏が、周囲に「家族に捜査の手が及んだことに対する苦悩を漏らしていた」と報じた。写真はソウル・光化門広場。

2019年10月15日、韓国・中央日報は、14日に法相を電撃辞任したチョ・グク氏が、周囲に「家族に捜査の手が及んだことに対する苦悩を漏らしていた」と報じた。

チョ前法相の妻、チョン・ギョンシム東洋大学教授は5回にわたり検察で調査を受け、娘と息子も非公開で検察の調査を受けている。記事によると、チョ前法相は辞任発表前に知人に対し「私の家族が屠戮(とりく、人や動物を残酷な方法で殺すこと)された」と吐露していたという。先月にも法曹界の知人に対し「家族が捜査されることがこんなにつらいとは思わなかった」と打ち明け、こうした状況では「検察改革に集中することは困難だ」とも語ったという。記事は「検察の捜査で家族が混乱の状況にある中で、法相の業務を遂行することは困難だと判断したとみられる」と伝えている。

また記事は、妻チョン教授の健康問題も「突然の辞任に影響した可能性が高い」と伝えている。チョ前法相は法務部幹部にも、14日の昼になって初めて辞意を表明したという。チョン教授の弁護団によると、チョン教授は脳腫瘍と脳梗塞の診断を受け入院している。

チョ前法相は14日午後に発表した辞任声明文の中でも家族への思いを述べているといい、記事は「家族全員が満身創痍(そうい)となり、個人的に大変つらく、苦痛だった」「全ての荷を降ろし、人生で最もつらく苦しい時間を過ごしている家族の傍で慰めたいと思う」との部分を紹介している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ひどい記事だ。前法相がそんなことを言ったのか?」「涙が出る。いっそ検察改革なんてしなければよかった」「お疲れ様でした。チョン教授も早くよくなりますように」「法相ではなく、大統領になるべき人だ」「故盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と同じだ。この国に住む国民として悲しい。自分がチョ・グクでも辞任すると思う」など、チョ前法相を擁護するコメントが寄せられている。

一方で「家族が屠戮されたと思うのは理解できる。でも、あなたの家族が国民を屠戮したとは思わないんですか?」「ふざけたことを言ってるな。国民、特に若者たちが、あなたの家族のせいで苦しんだのに。自分のことしか考えてない」「あなたが清廉であれば、家族までたたかれることもなかっただろうに」など批判の声も多く上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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