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2008年3月、上海市のビルの壁面に全裸の男がぶらさがっている。実は本物の人間ではなくアート作品だったが、誤解した市民が消防局に通報するなど混乱を招いている。写真は問題のアート作品「傷ついた天使」。
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2008年3月25日、上海市に住む王(ワン)さんは買い物帰りにとんでもない光景を見かけた。何とビルの壁面に一人の全裸の男がぶら下がっているではないか。あまりの衝撃的な光景に王さんはびっくり仰天、思わず心臓発作を起こし病院に通う羽目になったという。実はぶらさがっていたのは本当の人間ではなく、現代芸術家・劉瑾(リウ・ジン)氏が制作したアートだという。新聞晨報が伝えた。
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このアートのタイトルは「傷ついた天使」。劉瑾氏は絶対的な安全などない現代人の置かれた環境を表したものだと作品のメッセージを解説している。しかし上海の街に突如現れた全裸の男は「意味が分からない」「なんだか気味が悪い」と市民の反感を買っている。不評なだけではなく、驚いた市民が心臓発作を起こしたり、誤解した住民が消防署に通報するなどの実害が出ているとして強い批判を浴びている。(翻訳・編集/KT)
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