台風6号「プラピルーン」発生、広東省沿岸に上陸の見込み

2006年8月2日の昼ごろ、南シナ海に台風6号「プラピルーン」が発生し、夜8時までに中国の陽江（ようこう）市東南の、約320kmの海上に移動した。中心付近の最大風速は1秒間に33m、中心から350km以内が暴風域となっている。予想よるとこの台風は時速15kmで西北に移動、少しつつ激しさを増し、3日午後から夜間にかけて台山（たいさん）から雷州（らいしゅう）半島の中国沿海に上陸する見込みだ。これは今年、真正面から広東省を襲撃する初の台風となる。この台風の名前「プラピルーン」はタイ語で「雨の神」という意味。専門家はプラピルーンの規模が大きく速度が速いことから、住民に十分注意するよう呼びかけている。

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