家政婦にも近代化の波!雇用主の傷害・死亡回避に協会設立へ―上海市

Record China    2008年3月30日(日) 11時48分

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27日、上海市で家政婦サービス協会設立に向け着々と準備が進められている。家政婦の養成、損害リスク保障に向けた準備も同時に進行している。写真は人手不足の都市部に向かう同市崇明県の家政婦。

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2008年3月27日、上海市の婦女連合会と労働・社会保障部によると、現在、上海市は年内に家政婦サービス協会を設立すべく準備を進めているという。新明網が報じた。

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家政婦サービス協会設立後は、家政婦のスキルレベル、資格など基準が制定され、協会会員企業は家政婦として身元や健康状態、スキルが基準に達した人材を採用しなければならなくなる。

同業界は現在まで規範化が進んでおらず、家政婦派遣会社と斡旋会社が派遣するのは多くが“時代に乗り遅れた”家政婦だった。家政婦の身元や健康状態、スキルの熟錬度を把握せずに派遣するので、顧客の家財を壊したり、人にけがを負わせたり、死亡事故にもつながりかねなかったという。

そこで「合格家政婦」を輩出するため、市労働・社会保障部は外省籍の家政婦養成に充てる補助金を獲得。同時に、家政婦サービス総合保険基金をベースに、顧客の家財損害と人員の傷害・死亡のリスクに備えた対応の研究も始めた。(翻訳・編集/汪葉月)

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