失職の朴槿恵氏が大統領府を退去、目には泣き腫らした跡―韓国メディア

Record China    2017年3月13日(月) 11時40分

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13日、新浪新聞は韓国の朴槿恵前大統領が12日に青瓦台を退去して私邸に戻ったとする韓国メディア・毎日経済新聞の報道を伝えた。写真は11日、韓国光化門広場で行われた集会。

2017年3月13日、新浪新聞は韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が12日に青瓦台(大統領府)を退去して私邸に戻ったとする韓国メディア・毎日経済新聞の報道を伝えた。

記事によると、12日の朴氏の様子について秘書らが「泣いたのか、ずっと目を腫らしていた。それを見てとても悲しくなった」「ぬれぎぬを着せられた点がきっとある。でも憲法裁判所の判決に従わなければならない。今は朴氏がどんな人なのかを外部に知ってもらう機会があればと願うばかりだ」と語り、涙を流す職員さえいたという。

朴氏は最後まで弾劾案が却下されると信じ、復帰後の行動についての思案すらしていたとのことで、その背景には弁護団や一部の秘書が朴氏にポジティブな見方を示していたことがあるようだ。しかし、憲法裁判所は判事8人全員が弾劾案を承認。記事は「この結果に朴氏は極めて大きなショックを受けた」とした。

記事は、青瓦台の建物内ではすでに朴氏の写真が外され、外交部や各地の大使館、領事館、軍部隊でも同様の動きがある一方、朴氏の所属する自由韓国党は写真の扱いを各自に任せ、党員資格喪失となる起訴に至るまで静観の姿勢を示したと説明。「党内になおも朴氏を支持する層がいることを考慮したもの」との分析を伝えた。

罷免が決まった10日夜、朴氏は青瓦台の首席秘書らとそれぞれ個別面談し、辞職を希望する一部秘書に対し「黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行を助けてほしい。なんとか最後までがんばってほしい」と懇願したという。記事は「最後」が大統領選挙のことを指すとしている。(翻訳・編集/川尻

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