韓国で横行する中国漁船の違法操業、拿捕されても保釈金払わぬケースが急増―韓国紙

Record China    2014年10月21日(火) 2時45分

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19日、韓国海洋警察に拿捕された中国漁船が保釈金を支払わないケースが増加している。その場合、漁船の管理、廃棄費用は韓国側の負担となるだけに、対応に苦慮している。写真は中国・山東省の漁船。

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2014年10月19日、中国紙・参考消息(電子版)によると、韓国海洋警察に拿捕された中国漁船が保釈金を支払わないケースが増加している。

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17日付韓国紙・中央日報によると、韓国海洋警察は15日から巡視艇17隻を動員した密猟漁船の取り締まりを実施、中国漁船4隻を拿捕した。黄海では中国漁船の違法操業が横行しており、韓国海洋警察とたびたび衝突している。2011年には海洋警察官が刺殺される事件も起きた。

一方、韓国海洋警察は新たな問題に直面している。逮捕された中国の漁民が高額の罰金・保釈金科せられるケースが増えているが、2007年からの8年間で438隻もの中国漁船が保釈金を支払っていない。未納額の合計は253億4500万ウォン(約25億5000万円)に達している。

この場合、拿捕した漁船の管理費用、あるいは廃棄費用は韓国海洋警察が負担するしかない。鉄製の船の場合はくず鉄として売却することができるが、旧式の木造船の場合は廃棄するしかないのが現状だという。(翻訳・編集/KT)

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