慰安婦問題取り上げた中国のドキュメンタリー映画、8月14日に公開―中国

Record China    2017年3月12日(日) 22時0分

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8日、捜狐娯楽によると、慰安婦問題を取り上げた中国のドキュメンタリー映画「二十二」が今年8月14日に中国で正式に公開される。

2017年3月8日、捜狐娯楽によると、慰安婦問題を取り上げた中国のドキュメンタリー映画「二十二」が今年8月14日に中国で正式に公開される。

今年は日中が全面戦争に突入するきっかけとなった盧溝橋事件(1937年7月)80周年の年だ。2014年に約3カ月かけて撮影されたこの作品は、元慰安婦の女性22人の現状や胸の内の思いを記録したもの。公開に向けて行われた募金活動には3万人近い人が参加し、昨年12月に目標の100万元(約1670万円)をクリアした。中国の俳優、チャン・イーシャン(張一山)は作品にエールを送る動画の中で「第2次世界大戦中、中国では少なくとも20万人が無理やり慰安婦にさせられた。作品に登場する元慰安婦女性のうち、16年11月時点で健在だったのは13人」と語り、より多くの人に関心を持ってもらいたいと呼び掛けている。

紅星新聞の9日付記事によると、今月8日に海南省在住の元慰安婦女性が88歳で死去した。中国本土で氏名を公表した元慰安婦女性のうち、生存している人は16人という。(翻訳・編集/野谷

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