「カンフーサッカー」再び?!「荒々しさ」と地の利で迎え撃つも、豪州と引き分け―中国

Record China    2008年3月27日(木) 13時44分

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26日、雲南省昆明市でサッカーワールドカップ・アジア三次予選の中国対オーストラリア戦が行われた。中国代表はホームの利を生かし、再三、敵ゴールに迫ったが惜しくもノーゴールで引き分けた。

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2008年3月26日、雲南省昆明市でサッカーワールドカップ・アジア三次予選の中国対オーストラリア戦が行われた。中国代表はホームの利を生かし、再三オーストラリアゴールに迫ったが惜しくもノーゴールに終わり引き分けた。

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3次予選突破の鍵を握る強豪オーストラリア戦だけに中国代表は万全の準備で試合に臨んだ。標高1900mの昆明市を試合会場に指定、中国代表は20日以上前から現地入りして地の利を最大に生かす作戦を立てた。その甲斐あって中盤こそオーストラリアに支配されたもののサイドから鋭いカウンターを連発、PKも奪取するなど一度は勝利に近づいたが、決定力を欠き無得点での引き分けで試合終了となった。

さて中国代表と言えば、先月の東アジアサッカー選手権の記憶がまだ新しいところ。ラフプレーを連発した挙げ句に韓国と日本に連敗、「暴力的すぎる」「まるでカンフーサッカーだ」と自国民からも批判を受ける醜態を見せたが、前半5分に豪代表のトンプソン選手を負傷退場させるなど「荒々しさ」は健在。しかし終盤に集中力を切らす悪癖は見せずメンタル面での修正に成功した。

中国が属するグループ1はオーストラリア、イラク、カタールと強豪ぞろいの「死のグループ」。カタールがアジア王者・イラクを破る金星を挙げ混戦となっている。強敵とはいえ、ベストメンバーを欠いた豪州にPKを外しての引き分けだけに、最終予選進出は厳しいとの悲観的予測が強まっている。(翻訳・編集/KT)

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