2008年3月26日、中国の国営放送・中央電視台（CCTV）が放送する人気番組への出演をめぐり、女優のミシェール・リー（李嘉欣）が同局からの全面封印に遭遇しているという。新華網が伝えた。

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CCTVの人気番組「贏在中国」へのゲスト出演が決まっていたミシェールだが、急に「受賞式の10分間だけ出席する」と、「わがまま条件」を局側へ申し入れ。番組自体が成り立たなくなるため、ミシェールの出演は取り消された。番組関係者は激怒しているという。すでに彼女の出演を宣伝していた番組の損失は大きく、CCTVでは「ミシェール封印」を発動した、と伝えられている。

局関係者は、「CCTVが一声かければ、タレントは飛んでくるものだ」と息巻いているが、「贏在中国」のプロデューサーは、「彼女の出演オファーは、スポンサー企業が話をしたもので、CCTVから行っていない。彼女が出なくても、番組に何ら影響はない」と話し、「ミシェール封印」についても、「そんな話は全く聞いていない」と述べている。

「贏在中国」は、ビジネスプランを競い合う中国版「ザ・アプレンティス」。参加者の駆け引き合戦が人気を集めている。（翻訳・編集/Mathilda）