トイレットペーパー値上げ、「次」に備えて買いだめか！？―広東省広州市

2008年3月23日、南方都市報の報道によると、製紙用パルプの大幅な価格上昇の影響を受け、広州市のスーパーマーケットではトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品が2〜3割高。近いうちに再度値上がりする可能性もあるという。

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スーパーの棚には商品が山積みになっているが、値札はまた変更されており、よく売れる10巻き入り商品の価格はどれも上がっている。例えば「維達」（ウェイダー）ブランドの10巻き入り1kgの商品は20元（約300円）から26．5元（約400円）に。

ある市民は、トイレットペーパーは08年の年末と春節（旧暦の正月）前に所々で値上がりしたが、今回はあらゆる場所でほとんどのブランドが程度の差はあれ値上がりしていると話す。それ以外にも紙タオルや紙おむつ、ノートなども値上がりしているという。

卸売業者によると、去年から製紙用パルプの価格が上昇しており、中国国内の供給量が大幅に不足している。国際的な製紙用パルプ市場でも石油価格や人件費などが影響。その上国内の汚染が激しい製紙工場がいくつも閉鎖されたことも直接・間接的に製品の価格上昇につながったという。販売店ではこのままでは今月末か来月上旬に再度値上げする可能性も否定できないとしている。（翻訳・編集/YY）