<インフルエンザ>新たに187例を確認、680例突破で予防策の再実施指示―広東省

Record China    2008年3月21日(金) 16時33分

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3月19日、広東省で新たにインフルエンザ187例が報告された。これで全域で683例が確認された。省幹部は蔓延防止に向け作業部門の再編、予防コントロール政策の再実施を命じた。写真は珠海市の病院。

2008年3月19日、広東省人民政府応急管理弁公室がホームページで発表したインフルエンザ最新情報によると、19日午前10時まで広東省全域で683例が確認されたという。前日より187例(深セン市の1例を除く)増加したが、重症、死亡はまだ報告されていない。20日、南方都市報が報じた。

19日は新たに187例のインフルエンザが確認され、発生地域は広州市越秀(ユエシウ)区、深セン市南山(ナンシャン)区、珠海市香洲(シアンジョウ)区の小学校3校だった。同日午後、報告を受けた雷於藍(レイ・ユーラン)副省長は、全省に対して改めてインフルエンザ予防作業部門の再編、予防コントロールの再実施を命じた。

これまで広東省全域では12か所352病例が確認されている。地域別では広州市4か所122人、深セン市3か所67人、珠海市3か所98人、韶関(シャオグアン)市1か所34人、恵州(フイジョウ)市1か所31人で、発生地はいずれも教育施設。B型インフルエンザが主流となっている。

今月13日、広州市と深セン市でインフルエンザ患者が発見されると、省党幹部、省長が各地域の各部門にインフルエンザ予防の適切な実施による蔓延防止を要求。15日には全省でインフルエンザ観測を実施し、病例確認後の迅速な報告と正確な情報把握を命じた。(翻訳・編集/汪葉月)

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