北京オリンピック開幕まで、あと150日あまりに迫った。レコードチャイナ編集部では、オリンピックの主催国である中国のスポーツ界で「国宝」と目される8人の注目アスリートを紹介する。記事ソースは中国の大手ポータル・網易(NETEASE)。

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第3回は、国宝指数「★★★★」の鄭智(チョン・チー)。英国リーグで成功した中国人サッカー選手の代表格であり、現在、中国ナショナルチームの主将である。

鄭は早くからその頭角を現し、少年リーグ時代もチームを全国優勝に導いた戦跡がある。2000年に国内スーパーリーグでプロデビュー。04年に深セン健力宝をリーグ優勝に導いた。07年、英リーグのチャールストン・アスレティックへ移籍を果たした。デビュー当初はDFとして活躍していたが、後にMFへ転向。GK以外のすべてのポジションをこなせるマルチ選手である。

現在、鄭が中心となって機動しているチャールストンの今年の成績は好調で、もしもプレミア・リーグに昇格することがあれば、中国人選手としては初の快挙となる。このサッカーの本場での経験が、現在不振にあえいでいる中国ナショナルチームに一縷の光明をもたらしてくれることを、国民は切に願っている。(翻訳・編集/愛玉)