2008年3月18日、「中国の党政幹部は『性の賄賂』に気をつけるべき」――こんなアンケート結果が、中国の共産党機関紙・人民日報が発行する雑誌「人民論壇」の最新号に掲載された。中国新聞ネットが伝えた。

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アンケートは、党政幹部自らが質問に答えた。「党政幹部はどんな誘惑に気をつけるべきか？」という質問では、「性の賄賂」と答えた人が最も多かった。中国で今最も横行しているのが、この「性の賄賂」。あまりの増加ぶりに「性賄賂罪」なるものの制定も検討されているとか。後には「年末年始などの贈り物」、「食事などの接待で懇意になる」が続く。

また、「党政幹部として今最も修練すべき点は？」という質問では、「徳」と「廉」がトップ。「腐敗の原因」については、「周りの影響」が最多だった。どんなに真面目な人でも、不正がはびこる職場にいれば、少しずつ染まってしまうのだという。近年摘発された「汚職役人」の中にも、そういった「元は真面目でお堅い人」が相当含まれていたという。（翻訳・編集/NN）