2008年3月17日、大洋網によれば、中国飛び込みチームの元副総コーチである于芬（ユー・フェン）コーチが自らのブログで遊泳（水泳）運動管理センターと周継紅（ジョウ・ジーホン）監督が奨金をピンハネしていたと暴露したことを受けて、管理センターが書面で回答した。同センター側は「受け取るべき奨金は規定に従いすでに支払われている」としたが、于コーチは「奨金の明細書などの資料を開示すべき」だとしている。

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管理センターは于コーチの発言を無責任なものだとし、さらに「ナショナルチームの60歳を過ぎたコーチは選手のサポーターを巻くことすらできない」とするなど特定の個人を攻撃している点を非難した。この指摘は、かつての教え子郭晶晶（グオ・ジンジン）選手を指導している鐘少珍（ジョン・シャオジェン）コーチに対するものだが、センター側は「コーチ陣は全員優秀だ」と反論している。

また、管理センターが清華大学の飛び込み選手を引き抜いたという件について、管理センター側は于コーチが国家体育総局と水泳協会が取り決めた選手の登録などに関する規定を履行していなかったと指摘。これに対し、于コーチは「他人の財布を盗んでおいて、他人を泥棒呼ばわりするとは」と怒りをあらわにしているという。（翻訳・編集/岡田）