2008年3月15日、北京首都国際空港では国内線搭乗の乗客に対しても、液体の機内持ちこみを厳しく制限する措置に踏み切った。京華時報の報道。

【その他の写真】

この措置は、今月7日に新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生した航空機テロ未遂事件を受けて。北京行きの中国南方航空の機内で乗客であるウイグル族の少女が持ち込んだガソリンに点火したが未遂に終わり、逮捕されている。

飲料水の他、練り歯磨きなども機内持ち込みが禁止された。多くの乗客がこの新規定を知らなかったため、空港は通常よりセキュリティ検査に大幅に時間がかかり、定時に搭乗できない乗客が続出した。

空港ではフライトに乗り遅れた乗客の振りかえ輸送を実施するほか、今後空港を利用する乗客に対し、時間の余裕を持って空港に到着するよう、注意を促した。(翻訳・編集/愛玉)