アグネス・チャン緊急イベント(3)幸せを運ぶ「アグネス号」

Record China    2008年3月17日(月) 21時27分

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3月17日、東京・池袋でアグネス・チャンの特別イベントが開催された。初披露された新生「アグネス号」をバックに、ミニコンサートも行われた。

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2008年3月17日、アグネス・チャンのデビュー35周年記念コンサートツアーの特別イベントが、東京・池袋の平和通り商店街で開催された。今回のイベントは、リニューアルされたツアー用トラック「アグネス号」のお披露目とアグネス自身が今年のテーマとして掲げる、全国平和キャンペーンの一環として行われたもの。

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400人を超すファンが見守る中、まずは「アグネス号」の除幕式が行われた。アグネスも今日が初対面という新生「アグネス号」には、「世界へとどけ、平和へのメッセージ」の文字とともに2種類の似顔絵がプリントされており、幕が除かれた瞬間「かわいい!」との歓声があがった。

イラストの作者は、群馬県出身の森谷光雄さん(30)。かねてからイラストに関わる仕事をしたいと考えていた森谷さんだが、なかなか夢を実現できずにいた。将来について思い悩んでいた昨年12月ごろ、「そこには幸せがもう生まれているから」(山本伸一作詞・アグネスチャン作曲)を耳にしたのだという。その歌詞に励まされイラストを描いた森谷さんは、ぜひアグネスに渡したいと思い立つ。その後、高崎でコンサートが行われることを知り、チケットを手に入れる。舞台上のアグネスに自身で描いたイラストをプレゼントした。それが、今回お披露目されたアグネス号のイラスト。ポップでカラフルなイラストを気に入ったアグネスが、ぜひ多くの人に見てもらいたいと考え、アグネス号にプリントされることになったのだ。

アグネス号への採用が決定してから、森谷さんの運気も変わり始めた。ほぼ同時期に、ネット上のあるコミュニティで声をかけられ、銀座での個展開催が決定する。くしくも個展の開催初日はシングル「朗らかに」(山本伸一作詞・アグネスチャン作曲)のリリース日である3月5日。森谷さん自身、運命的なものを感じたという。その後、デザイン会社に就職が決まり、プロのイラストレーターとして歩み始めた森谷さん。そんな森谷さんのサクセスストーリーのように、「このトラックのイラストを見たみんなが幸せになってほしい」とアグネスは語る。

新生「アグネス号」は、明日の所沢公演をスタートにアグネスのコンサートとともに全国各地を駆け巡る。またコンサート以外にも、今回のようなイベントを今後も行っていく予定だという。「みなさんの幸せ」というアグネスの願いとともに、全国の街、人々の元へ「アグネス号」が訪れる日もそう遠くないかもしれない。

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