2008年3月15日、国家旅游局公式サイトによると、同局の邵[王其]偉（シャオ・チーウェイ）局長は、この冬の雪害によって被害を受けた中国の旅行市場は既に全面的に回復したと述べた。人民網が伝えた。

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邵局長は、2月以来各地では国家旅游局が制定した旅行市場回復発展プランを実施。旅行関連の行政機関と企業が積極的に市場へプロモーションをかけ、破損した設備の修復・再建を行ったことにより、現在各被災地の観光名所はすべて、旅行者の受け入れを再開していると語った。

統計によると、被害が最もひどかった貴州省は、2月の旅行者数は昨年同期と比べ0．7％増加。3月10日までの状況では、雪害を受けた中国南方各省の旅行市場は既に昨年同期とほぼ同じレベル、もしくはそれを超えるほどに戻っているとのことだ。

今年1〜2月全国で受け入れた海外からの旅行者は延べ2070万人、昨年同期と比べ5．8％増加している。日本、韓国、東南アジアなど、雪害の影響を受けた周辺国からの旅行者数も、明らかに回復の兆しを見せている。（翻訳・編集/佳佳）