<ヘパリン事件><続報>「米側と協力して調査続行中」―中国当局

Record China    2008年3月17日(月) 23時6分

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16日、米国で発生した血液抗凝固薬「ヘパリン」の投与が原因と見られるアレルギー反応で「4人が死亡」と伝えられた事件で、中国当局は、「米側の調査に積極的に協力しているが、原因は特定されていない」と述べた。写真は国家薬監局。

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2008年3月16日、米国で発生した血液抗凝固薬「ヘパリン」の投与が原因と見られるアレルギー反応で「4人が死亡」(中国メディア)と伝えられた事件で、国家食品薬品監督管理局(国家薬監局)の副局長が、「米国食品医薬品局(FDA)の調査に積極的に協力しているが、いまだ原因の特定には至っていない」とコメントした。中国新聞ネットが伝えた。

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国家薬監局の呉[シ貞](ウー・ジェン)副局長は、「“ヘパリン”問題の調査は、いまだ続行中」とした上で、「米FDAが中国の輸入元で行った調査にも、積極的にサポートした」と協力的な姿勢をアピールした。双方の科学者による調査が行われているが、これまでのところ、原因の特定には至っていないという。「何らかの情報が入り次第、すぐに皆さんに発表する」と語った。

問題となったヘパリンは、米中合弁の中国常州凱普生物化学有限公司が豚の小腸を加工して作った粗製品を原料に、米バクスター社が製品化している。呉副局長は、「どの過程に問題があったのか、詳しく調査する必要がある」と述べた。(翻訳・編集/NN)

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