<チベット暴動>報道陣も襲われる、自治区当局は「ダライ・ラマ派の画策」に証拠と非難

Record China    2008年3月16日(日) 17時24分

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15日、チベット自治区ラサで起きた大規模な暴動に対して、同自治区当局者は十分な証拠があるとしたうえで「ダライ・ラマ一派の企てであることは確かだ」とする声明を発表した。写真はラサ・ジョカン広場。

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2008年3月15日、チベット自治区ラサで起きた大規模な暴動に対し、同自治区当局者は新華社の取材に応じて次のように語った。

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一部の暴徒らによる投石、略奪、放火、殺害などの行為について、「社会の秩序を乱し、一般市民の生命と財産に危害を加えた」とコメントし、十分な証拠があるとしたうえで「ダライ・ラマ一派の企てであることは確かだ」と非難した。また「関連部門は事態の収拾に努めている。この画策は失敗に終わるだろう」と強気に語った。

「新華社」によると、14日午後2時頃、同自治区ラサ市の商店街で放火が発生した。目撃者によると、複数の店舗から火が上がり、周辺の店が一時営業停止となったという。

「香港文匯報」は14日付で目撃者の証言として次のように報道している。同日午後1時頃、大昭寺(ジョカン)広場で騒動が発生し、広場周辺の大通りで騒ぎが拡がった。徒党を組んだ暴徒は、通り沿いの商店や車両にモノを投げ付け、火を放ち、金品強奪に及んだ。騒動の当事者はチベット族の若者であり、夜になっても市内各地で炎が上がっていた。

また、暴動現地では取材中の報道陣が襲われ、銀行員が監禁される事件も起きているという。(翻訳・編集/下妻)

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