中華料理を「世界無形遺産」に、全人代代表が申請を提案―中国

Record China    2008年3月17日(月) 10時47分

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14日、全国人民代表大会代表で、湖南料理の大御所である許菊雲氏が、「フランス政府が既にフランス料理をユネスコの『世界無形文化遺産』に申請の公表をしており、数千年の歴史を持つ中華料理も申請して保護すべき」と提案した。写真は中華料理の指導を受ける外国人。

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2008年3月14日、全国人民代表大会代表で、湖南料理の大御所である許菊雲(シュー・ジューユィン)氏が、「フランス政府が既にフランス料理をユネスコ(UNESCO)の『世界無形文化遺産』に申請すると公表しており、数千年の歴史を持つ中華料理も申請して保護すべき」と提案した。京華時報が伝えた。

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中華料理は手作業に頼っており、その調理法は口承で代々受け継がれている。歴史上で中華料理らしい特色が出ていると言われてきながら、きちんと伝承されずに絶えてしまった調理法もある。

「端午の節句」が韓国に選ばれてしまった時の二の舞にならぬよう、また、中国の食文化や調理技術の研究を急ピッチで進めようとしている国もあるとのことなので、中国は急いでオフィシャルな立場で中華料理の申請表明を行う必要もあると、許氏は語っている。

許氏は、「文化主管部門は、積極的に中華料理が国家の無形文化遺産リストに載るように支持し、無形遺産申請の指導を行い、予算を取って資金面のサポートをするべきだ。全国的に影響力のある飲食業界の団体が中心となり、無形遺産の申請業務を進めてほしい。国家級の無形文化遺産継承者にふさわしい、技術の優れた調理師を選び、世界へ中国料理文化とその精神を示すべきだ。」と提言した。(翻訳・編集/佳佳)

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