「西気東輸」プロジェクトの工事現場で雪崩発生、20人が行方不明―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年3月15日(土) 16時42分

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13日、「西気東輸」プロジェクトの第2ライン建設が行われている新疆ウイグル自治区霍城県で雪崩が発生し、現場に居合わせた作業員60数人のうち22人が巻き込まれた。14日午前5時の時点で、1人が救出され、1人の死亡が確認されている。

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2008年3月13日午後1時30分(日本時間同2時30分)頃、西部地域から東部地域へ天然ガスを送る「西気東輸」プロジェクト第2ライン敷設のトンネル工事が行われている新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州霍城(コルガス)県で雪崩が発生し、現場に居合わせた作業員60数人のうち22人が巻き込まれたもよう。14日午前5時の時点で、1人が救出され、1人の死亡が確認されている。新疆の報道サイト「天山網」が伝えた。

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雪崩が起きた現場は、霍城県の中心部から西北方向の国道312号線「果子溝(グゥオズーゴウ)」区間。現場に通じる道路が高さ4mから最大10数mの雪崩で遮断され徒歩でしか近づけないこと、現場からの通信が途絶えていることから、救出活動は難航している。

事故発生後、イリ・カザフ自治州は緊急命令を発動し、救助チームと現場指揮部を派遣。イリ軍・警察約100人と、霍城県の医師、電子・通信技術者らを動員して救助活動に当たらせている。また、第2陣となる救援スタッフも続々と現場に向かっている。

自治州党員、政府主要指導者は、関連部門に最大限の努力を図るよう呼び掛ける一方で、救助人員に安全を確保し、二次災害を防ぐように注意を促している。(翻訳・編集/下妻)

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