ドイツ人教授が「中国の現代作家は無学無能」発言、ネット上が絶賛の嵐!―中国

Record China    2008年3月15日(土) 12時19分

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14日、おととし「中国の現代文学はゴミ同然」と発言し、大論争を巻き起こしたドイツのボン大学中国文化研究所所長ヴォルフガング・クービン教授が、今度は「中国の現代作家は無学無能」と発言し、再び熱い論争を呼び起こしている。写真はクービン教授。

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2008年3月14日、おととし「中国の現代文学はゴミ同然」と発言し、大論争を巻き起こしたドイツのボン大学中国文化研究所所長ヴォルフガング・クービン教授が、今度は「中国の現代作家は無学無能」と発言し、再び熱い論争を呼び起こしている。「華商報」が伝えた。

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今回の争点は、「中国の作家はなぜ、シナリオライターに身を落とすのか」。クービン教授は今回も、「最近の作家は金儲けのために作家としての尊厳を捨て、文学とは程遠いシナリオ書きに転じている」とし、「今の作家は暇さえあれば“酒かメシ”。昔の作家は競って外国語を学んだものだ」と痛烈に批判した。

これに対し、多くの作家が反論。04年の大ヒットドラマ「中国式離婚」の原作者でシナリオも担当した人気作家の王海鴒(ワン・ハイリン)女史も、「“中国の宝”老舎や張愛玲(映画『ラスト、コーション』の原作者)もシナリオを書いた。この2人をも批判するのか?」と不快感を露わにしている。

そして気になる世間の反応は、圧倒的に「クービン絶賛派」が多い。「“酒とメシ”だけでなく“女とバクチ”も得意」「作家より公務員の方がもっとヒドイ」「中国にはそもそも“作家”などいない」など大変な反響。しばらくは止まりそうもないようだ。

クービン教授はドイツにおける中国文学研究の権威で、中国政府から昨年、「図書特別貢献賞」を受賞。“中国近代文学の父”魯迅や反体制現代詩人などの翻訳者としても知られている。自身も詩人。(翻訳・編集/NN)

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