2008年3月13日、ディズニーアニメ「ムーラン」の実写版「花木蘭」が、数年の紆余曲折を経たのち、ヒロインにチャン・ツィイー（章子怡）を迎えて本格的な動きを見せている。中国台湾網が伝えた。

【その他の写真】

もともと、ハリウッド女優のミシェル・ヨー（楊紫瓊）が、自ら主演で実写版を熱望していた「花木蘭」。その後、ミシェルとスタンリー・トン（唐季礼）監督との映画化争いや、香港佳能影業公司が人気アイドルのクリス・リー（李宇春）を起用し、今年2月にクランクインを決定するなど、話が二転三転していた。

しかしこのほど、香港佳能と北大星光集団が共同で、制作費を3000万ドル（約30億円）まで引き上げて、本格始動を明言。映画のスケールアップに伴い、以前からムーラン役に浮上していたチャン・ツィイー（章子怡）を迎えるほか、ワン・リーホン（王力宏）、ジェイ・チョウ（周杰倫）、ファン・ビンビン（范冰冰）など、知名度の高いスターが脇を固めるという。

香港佳能によると、クランクインは来月の予定で、ロケ場所のメインは「ムーランの故郷」として知られる河南省商丘市および湖北省武漢市になるという。（翻訳・編集/Mathilda）