<中華経済>株式投資資金が預金に還流、2月預金額は過去最高―中国

Record China    2008年3月11日(火) 14時18分

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11日東方早報によると、中国人民銀行(中央銀行)上海本部が10日に発表した2008年2月の銀行貸出・預金統計では、上海市の市中銀行の2月末現在の預金残高が前の月と比べて1665億6000万元増え、増加額で単月の過去最高を更新した。資料写真。

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2008年3月11日、11日東方早報によると、中国人民銀行(中央銀行)上海本部が10日に発表した2008年2月の銀行貸出・預金統計では、上海市の市中銀行の2月末現在の預金残高が前の月と比べて1665億6000万元増え、増加額で単月の過去最高を更新した。

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人民銀上海本部によると、預金の大幅な増加は、預金金利の上昇に加え、株式市場と不動産市場の低迷で、積極的な投資が手控えられたことが背景にある。

中でも株式投資に流れた資金の預金への還流が目立った。株式市場の活況時に見られた株投資のための定期預金から普通預金への資金の移動が、普通から定期へと逆流。同月の法人預金の前月末からの増加額491億7000万元のうち、8割以上が定期預金を占めた。

また同月は、市中銀行の個人向け新規不動産貸出額が06年11月以来16カ月ぶりの低水準を記録した。当局の不動産投資抑制策が、銀行の貸し出しペースに急ブレーキをかけた格好となった。(翻訳・編集/HI)

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