<北京五輪>軽犯罪は寛大に処理へ、内外問わず「不起訴」も―中国検察幹部

Record China    2008年3月12日(水) 10時21分

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10日、北京市人民検察院の慕平検察長は、今年のオリンピック期間中に増加が予想される外国人犯罪について、「軽犯罪行為であれば、恐らく不起訴処分で済むだろう」と語った。写真は天安門前の外国人観光客。

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2008年3月10日、今年8月に開幕する北京五輪には大勢の外国人観光客が押し寄せると予想されるが、中には知らないうちに法に触れてしまう場合があるかも知れない――。全国人民代表大会代表で北京市人民検察院の慕平(ムー・ピン)検察長はこれに対し、「軽犯罪行為であれば、恐らく不起訴処分で済むだろう」と語った。「京華時報」が伝えた。

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慕検察長は検察院の考え方について、「重罪には厳しいが、軽犯罪には寛大である」と紹介した。最高人民検察院が昨年修正した「不起訴処分の基準に関する規定」によると、「生活に窮して盗みを働いた者」、「未成年者」、「高齢者」、「悪質ではない」、「社会への危害が小さい」場合、本人が反省していて初犯であれば不起訴処分にしても良いと定められている。

慕検察長は続けて、「外国人、中国人を問わず、犯罪の程度が軽くて本人が反省しているなど、不起訴処分に該当すると判断された場合は、全て不起訴になる」と強調し、外国人だけが特別重い罪を科されないことを示唆した。(翻訳・編集/NN)

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