2008年3月11日、映画「ラスト、コーション」でヒロインを演じたタン・ウェイ（湯唯）が、第32回「香港国際映画祭」への出席を取りやめる可能性が高いという。中国娯楽網が伝えた。

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中国メディアは今月7日、タン・ウェイの出演CMが、同国国家広播電影電視総局（広電総局）の指示で放送を差し止められた、と伝えた。理由はその後も明らかにされていないが、「ラスト、コーション」でタンが、日本軍に加担した「漢奸」（売国奴）を愛する女性を演じ、日本軍美化を懸念した措置では？と言われている。

今月17日に開幕する第32回「香港国際映画祭」で、トニー・レオン（梁朝偉）とともにスペシャルゲストとして出席予定だったタンだが、現段階では微妙な状況にあるという。

台湾の聯合新聞網によると、タン・ウェイをCMに起用したメーカー側は、中国の各テレビ局に対する損害賠償請求も視野に入れているという。また、このCMは、台湾では来月にも放送スタートが予定されている。（翻訳・編集/Mathilda）