<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・「海外兵団」の中華“支配”からの脱却?〜変わる世界の卓球地図(1)

Record China    2008年3月11日(火) 7時18分

拡大

世界卓球選手権の団体戦は、男女とも中国が圧倒的な強さを見せて、優勝を果たした。国際卓球連盟は、今後の世界の卓球界の枠組みを変えるかもしれない大きな決定をした。選手の『国籍変更制限』である。写真は中国でも人気の福原愛選手。

(1 / 5 枚)

■■■■■2008年03月09日■■■■■

その他の写真

中華“支配”からの脱却?〜変わる世界の卓球地図(1)

世界各地で増え続ける“中華系”選手たち

先月24日から行われた世界卓球選手権の団体戦は、男女とも中国が圧倒的な強さを見せて、優勝を果たした。女子の若手NO.1郭躍が決勝のシンガポール戦で不本意な試合を見せたほかは、男女とも安定した戦いぶりを見せ、さすが『卓球王国』を感じさせる内容となった。

さて、この大会期間中、国際卓球連盟は、今後の世界の卓球界の枠組みを変えるかもしれない大きな決定をした。卓球選手の『国籍変更制限』である。

今大会の女子決勝で、初の決勝進出を果たしたシンガポール。その最初の組み合わせが、郭躍(中国)とリー・ジアウェイ(シンガポール)のシングルスだった。リー・ジアウェイは中国・北京出身の27歳。中国のエース、張イネイ(26歳)とは年齢が1つ違いで、共に同じ体育学校で育った。1994年に北京代表となったが、その後は機会に恵まれず、結局96年にシンガポールへ渡り、同国の国籍を取得。以降、シンガポール代表の主力として、国際大会に出場している。(現在世

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携