<続報>大雪で壊れた送電網が全面復旧―中国

Record China    2008年3月10日(月) 16時54分

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3月8日、中国国家電力ネット公司スポークスマンによると、同社管轄の華中、華東地区の計10省の送電網がこの冬の大雪の被害を受け、管轄区内計37都市の545の県、区の2706万世帯に影響が出たが、既に全面復旧した。写真は湖北省。

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2008年3月8日、国家電力ネット公司スポークスマン盧健(ルー・ジエン)氏は、国家電力ネット公司が管轄する華中、華東地区の計10省の送電網がこの冬の大雪の被害を受け、管轄区内計37都市の545の県、区の2706万世帯に影響が出たが、既に全面復旧したと話した。中国ラジオネットが伝えた。

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国家電力ネット公司が所有する約18万基の送電鉄塔が崩壊やダメージを受け、送電線が12.9万か所で断線、電柱51.9万本が折れ、低圧送電路の電線が15.3万本と通信用光ケーブルも約2860kmがダメージを受け、変電所が884か所で運転停止し、被災額は総計約104.5億元(約1570億円)に上る。

今回の大雪による送電網の被災程度が最も大きかった地域は、湖南省、浙江省、江西省であった。

同社は3万人の職員を被災地へ派遣し、解放軍、武装警察などから合計26.6万人が送電網復旧活動に参加した。各地から復旧に必要な工具、鉄塔用資材、光ケーブル数万km、ケーブルなどが被災地へと届けられた。北京―広州間鉄道、北京―香港九龍間鉄道の交通の大動脈を支え、市民生活に必要な電気を供給するため、3500台あまりの移動電源車や発電機が集められた。(翻訳・編集/佳佳)

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