「2年で2歳も伸びるわけない」平均寿命73歳に、全人代代表がデータ疑う発言?―中国

Record China    2008年3月10日(月) 21時1分

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9日、05年度の中国国民の平均寿命が73歳と発表されたことに対し、全人代代表が「水増し統計ではないか?」とデータを疑う発言をした。統計対象の市町村が大都市部に偏っていることがその根拠。写真は全国的な長寿村、広西自治区の巴馬村。

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2008年3月9日、2005年度の国民の平均寿命が73歳と発表されたことに対して、全人代代表の鍾南山(ジョン・ナンシャン)氏が「水増し統計ではないか?」とデータを疑う発言をしている。羊城晩報の報道。

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「政府工作レポート」で報告されている2005年度の国民の平均寿命「73歳」を、鐘氏はこう分析する。全国の平均寿命を算出するに当たり、統計対象に選定される市町村が固定されており流動的でないこと、また、選定された市町村の平均寿命が、決して全国平均を代表するものではないことが、不正確なデータ算出につながっているという。なお、過去2年の全国平均寿命は71歳と報告されており、鐘氏は「たった2年で2歳も伸びるわけがない」と語っている。

鐘氏によると、統計対象に選定されている市町村は概して大都市部に集中しており、特に平均寿命の高い広州市、上海市、香港特別区などを統計対象に含めるならば、全国的なデータとはほど遠いものになるとしている。(翻訳・編集/愛玉)

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